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Google広告でA・Bテストしたい!そんな時は「下書きとテスト」を活用
2021年12月17日お知らせ
効果改善を行う際にA・Bテストという手法があります。今回は、Google広告でA・Bテストしたいときに役立つ「下書きとテスト」機能の実装方法などについてお伝えいたします。
A・Bテストとは
ご存知の方も多いかと思いますが、A・Bテストとは、成果を検証するために2つの手法を仮説立てし、同時並行で比較検証していく手法です。
例えば、LP(ランディングページ)を2つ用意。
LPの訴求を、1つ目は「価格」、2つ目は「メリット」を訴求したLPを同時並行で配信し、どちらのLPが成果が高いかを検証。最終的に効果の高いLPを実装しますることを、A・Bテストといいます。
A・Bテストをする際のポイント
目的と仮説の立案
A・Bテストの目的は、各々が設けているゴールの、コンバージョン率やクリック数(認知)など向上。と目的を明確にする。
そのゴールの為に、何が訴求できるかを分析を行いポイントを洗い出す。そして、比較できるメリットを打ち出すことを念頭にA・Bテストを行いましょう。
変えるポイントは1つずつ
検証行う箇所はできるだけ1つずつ。検証期間は2週間をベースに実装。
まず1ずつ行うべき理由としては、何がどう成果に繋がったのか複数実装してしまうと不明瞭になるためです。
検証期間
検証期間に関しては、一般的には2週間とされていますので、それをベースに検証を行いましょう。ただ、商材によってはユーザーの検討期間もあるので、その事実に合わせて検証お期間を設定しましょう。
「下書きとテスト」機能とは?
Google広告にはA・Bテストを実施できる「下書きとテスト」という機能があります。
もとになる今まで配信してきたキャンペーンをベースとして、その元のキャンペーンを複製するような形でテストを行えます。
「下書きとテスト」の実施方法
A・Bテストについて、下書きとテスト機能を使った設定方法をご紹介します。
URLの異なる2種類のLPを用意。
①.下書きキャンペーンの作成
「すべてのキャンペーン」から、「下書きとテスト」をクリックします。
「キャンペーンの下書き」にある「+」ボタンをクリックします。
「キャンペーンを選択してください」をクリックして、A・Bテストの元になるキャンペーンを選択します。
下書きの名前を入力し、「保存」ボタンをクリックします。
2.下書きの変更
下書きの保存後、そのまま複製したキャンペーンを編集でき、LPのURL変更を行います。
「広告」をクリックし、既存の広告すべての最終URLを変更します。
変更が加えられた広告には、チェックが付けられます。
3.テストを実施する
画面上部の「適用」をクリック。
「テストの実施」を選択、「適用」をクリック。
テストの内容が分かる簡潔な名前を入力して、テストの開始日・終了日、予算の分配比率を入力して、最後に「保存」をクリック。
A・Bテストは、同じ条件での検証が良いため、予算の分配比率を50%にします。
4. 確認
すべての設定が終わりましたら、正しくテストキャンペーンが作成されているかを確認します。
「すべてのキャンペーン>キャンペーン」の画面で、下記のようにテストキャンペーンが表示されていれば完了です。
まとめ
A・Bテストは成果を出す改善方法としても有効な手段です。
Google広告でA・Bテストをしたい場合にはぜひ活用してください。