無駄な出費を抑える!―除外キーワードの設定で上手に広告運用― | リスティング広告・SNS広告運用代行、ホームページ制作・LP制作 | 東京・大阪 | ZOOST株式会社

ノウハウブログ

HOMEノウハウブログ無駄な出費を抑える!―除外キーワードの設定で上手に広告運用―

無駄な出費を抑える!―除外キーワードの設定で上手に広告運用―

2019年3月20日リスティング広告

広告を運用している中で成果は伸びていないにも関わらず、なぜか費用ばかりがかさんでしまう。こんな経験はありませんか?

キーワードをしっかり設定していても、このような状況になることがあります。そういった場合、設定したキーワードではなくユーザーの検索語句に問題がある場合があります。

今回はユーザーの検索語句に注目して、無駄な費用を抑えるための「除外キーワードの設定方法」についてご紹介したいと思います。

注目すべきユーザーの検索語句

リスティング広告を運用していると、意図したキーワード以外でも広告が表示されてしまう場合があります。

こちら側のねらいと、ユーザーのニーズを一致させるためにも、ユーザーがどのような検索語句で広告にたどり着いているかを私たちは認識する必要があります。

Google、Yahoo!の両広告媒体において、ユーザーの検索語句を確認できる機能があります。

Google広告の場合
ブログ1
Yahoo!広告の場合
ブログ2

どちらの広告もアカウントの「キーワード」ページ上にある検索語句(検索クエリ)の欄からユーザーの検索語句を確認することができます。

なぜ検索語句を確認するべきなのか

私たちが正しく広告を設定していても、意図しないユーザーに広告が表示される場合があります。弊社で運営している通販家具サイト「家具350」を例に挙げてみてみましょう。

家具350では様々な家具をインターネット上で販売しています。

広告に設定されているキーワードには「家具 通販」といったようなものが含まれます。しかしながら、キーワードのマッチタイプの設定の仕方によって「家具 買取」などと検索したユーザーにも広告が表示されてしまい、クリックが入ってしまう場合があります。

ユーザーは家具の買取を求めているにも関わらず、家具通販をしている弊社のサイトの広告が表示されてしまうと、私たちのねらいとユーザーのニーズの間に齟齬が生まれてしまいます。

こういった状況を避けるために、検索語句を確認することはとても重要です。

検索語句から除外キーワードを設定する

さきほどの例のように私たちが意図しないユーザーの流入をできる限り防ぐため、検索語句から除外キーワードの設定を行ってみましょう。

まずは除外キーワードを設定したいアカウントの検索語句のページを開きます。
ページの開き方は、前述のとおりです。

検索語句のページが開けたら、除外したい検索語句をフィルタの機能使って探していきます。
今回の例だと、検索語句に「買取」が含まれているものを除外キーワードとして設定します。

Google広告の場合

①検索語句画面内、フィルタ機能から検索語句を選択

ブログ3

②除外したい語句を入力し、該当する検索語句を探す

ブログ4

ブログ5

③除外したい検索語句にチェックを入れ、除外キーワードとして設定

ブログ6

ブログ7

Yahoo!広告の場合

①検索語句画面内、フィルタを選択後、条件「検索クエリー」に設定し、除外したい語句を入力

ブログy1

②検索結果が出たら、除外したい検索クエリーにチェックマークを付けて、画面内「対象外キーワードとして追加」を選択

ブログy3

③選択後画面にてチェックした検索クエリを除外キーワードとして設定したいキャンペーン、グループを選択し除外キーワードとして設定

ぶろぐy4

これで検索語句から除外キーワードを設定することが出来ました。

今後は設定したキーワードからの広告流入を防ぐことができるので、意図しないユーザーによる広告費出費は0になります。

このような作業を何度も細かく行うことによって、より効率的な広告の運用が可能になります。

おまけ

今回はユーザーの検索ワードから除外キーワードを設定する方法を紹介しましたが、今回のような事態を避ける方法として、キーワードを設定する段階からできる施策があります。

設定しているキーワード「家具 通販」に対して「買取」といった検索ワードでの広告表示を避けるためにキーワードのマッチタイプに注目します。

設定キーワードのマッチタイプが部分一致の場合、「家具 買取」でも広告が表示されてしまいますが、フレーズ一致や完全一致でキーワードを設定することで、除外キーワードを設定していなくても今回のような事態を避けることが出来ます。

除外キーワードを設定することも重要なことではありますが、広告に対して設定するキーワードのマッチタイプにも気を付けてみると未然に問題を回避することが出来ます。

まとめ

リスティング広告を無駄なく運用するためには設定するキーワードだけではなく、ユーザーの検索語句にも気を付けないといけません。

検索語句から除外キーワードを適切に設定することで、無駄な出費を抑えることができます。

今後は検索語句をこまめに確認して、より効率的な広告運用を心掛けましょう。

川勝 健

WEB広告運用のかけだし社員。

皆さんと共に成長していけるように頑張ります。


ページの先頭に戻る