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パターン検証を効率よく!レスポンシブ検索広告で広告の最適化を

2019年3月26日リスティング広告

リスティング広告運用では、複数の広告文パターンを作成して、どれが一番成果が良いかを検証することが重要です。しかし、いくつもの広告をこまめに検証し精査するのは、手間がかかり正直大変ですよね。

そんなときには、Google広告で設定できるレスポンシブ検索広告を活用しましょう。

レスポンシブ検索広告とは

レスポンシブ検索広告では、広告見出しと説明文が動的に組み合わされ、最も効果の見込まれるパターンを学習してくれます。

従来の拡張テキスト広告では、あらかじめ広告見出し1~3と説明文1~2を作成し、それが検索結果に表示されます。

対してレスポンシブ検索広告は、
・見出しは3~15個(半角30文字まで)、説明文は2~4個(半角90文字まで)設定できる
・設定した広告見出し・説明文を検索語句に応じて組み合わせ、複数パターンを自動的に作成・テストする
という特徴があります。

各見出しや自動生成された組み合わせの成果は、管理画面の「広告」タブ→「アセットの詳細を表示」から見ることができます。
逐次確認することで、効率的にPDCAサイクルを回していくことができます。

アセット詳細

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機能について

設定画面

上の画像がレスポンシブ検索広告の設定画面です。
設定画面上におけるレスポンシブ検索広告の機能は、主に2つあります。

広告の効力

設定画面の右上にある「広告の効力」では、現在の広告の内容や組み合わせを評価し、改善点を提示してくれます。
提案されたことがらを参考にして、広告の最適化を進めていきましょう。

効力

広告見出し・説明文の表示位置固定

広告見出しと説明文の、広告が実際に掲載される際の表示位置をあらかじめ固定することが可能です。
例えば「この見出しは一番はじめに載せたい」といった場合、その広告見出しを見出し1にピン留めできます。

ただし、さまざまな組み合わせを作成・検証し最適化するレスポンシブ検索広告を最大限に活かすためには、表示位置の固定はなるべく控えた方がよいでしょう。

クリップ

メリット

レスポンシブ検索広告のメリットは、次の3点です。

①広告の柔軟性が高い

デバイスごとの表示幅に合わせて広告を自動作成するので、より広いスペースを使って見込みユーザーに広告をアピールできます。

②広告運用の手間を減らせる

広告見出しや説明文を組み合わせて、最もユーザーと関連度の高いものを自動的に作成・テストしてくれるため、広告改善において時間の節約ができます。

③より多くのユーザーにアプローチできる

広告見出しと説明文を複数入力することで検索語句との一致率が高くなります。
オークションにかけられる機会が増えるので、さらに多くのユーザーに広告表示することができます。

設定方法

レスポンシブ検索広告は、以下の手順で設定できます。

①「広告と広告表示オプション」の「広告」タブより、「レスポンシブ検索広告」を選択

手順1

②最終ページURL、広告見出し、説明文、表示URL(任意)、広告のURLオプション(任意)を入力し、保存して入稿完了

手順2

留意点

レスポンシブ検索広告を入稿する際に、3点留意したいことがあります。

①異なる広告見出し5つ以上、説明文2つ以上を設定

広告見出しも説明文も、異なるパターンが多いほど、検索語句と関連度の高い広告が作成されて掲載結果の向上につながります。

広告見出しに関しては、8~10個は設定することがGoogleにより推奨されています。

②広告見出しの内容と長さは多様に設定

自動での最適化のメリットを最大限に活かすために、含めるキーワードやアピールポイントの異なる広告見出しを作成しましょう。また、同じようなフレーズや言い回しは避けるようにします。

すべての広告見出しを文字数上限いっぱいにする必要はありません。
さまざまな長さのものを用意して、最も効果的な組み合わせをテストしましょう。

③どんな組み合わせでも意味の通る広告見出し・説明文を作成

レスポンシブ検索広告は、設定した広告見出しと説明文が順不同で自由に組み合わされます。
どんな順番になっても不自然にならないように、内容をよく考えて作成しましょう。

まとめ

レスポンシブ検索広告について理解できましたでしょうか。

広告運用において、広告を比較テストし、キーワードとの関連性を高めながら最適化していくことは重要です。そして、その手間を省くことができるのが、レスポンシブ検索広告なのです。

ぜひ活用して、効率的に見込みユーザーへアプローチしていきましょう!

 

 

 

宮田郁実

お客様の期待に応えるべく、日々精進して参ります。


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