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【意外な落とし穴!?】広告文を作成で気をつけたい3つのポイント
2019年2月12日お知らせ
みなさんは広告を運用するなかで、広告文を作成したことはありますか?
広告を効率的に運用するためには広告文の内容がとても重要です。
今回はその広告文の作成において気を付けておきたい大事なポイントを3つご紹介します。
この広告文は良い?悪い?
気を付けたいポイントを紹介する前に、まずはこちらの広告文を見てみましょう。
こちらは弊社で運営している家具サイト「家具350」の広告文です。
さて、こちらの広告文を見てみなさんはどのような印象を受けられますか?
「最大の」といった魅力的なフレーズ
「ここをクリック」のようなユーザーの行動を促す文言
「!」などの記号を使って効果的にユーザーに訴えかけています。
一見、すごくいい広告文のようにも見えますよね。
ですがこの広告文、全然ダメなんです!
いったい何がダメなのか、みなさんはお分かりですか?
広告文作成で避けたい3つのポイント
先ほど紹介した広告文、確かに魅力的な広告文に見えます。
しかし、このままではこの広告はユーザーの目に届くことはありません。
Google Adwords、Yahoo!プロモーション広告共に広告を入稿すると、審査というものが入ります。
審査では入稿された広告文にたいして不適切な表現がないかチェックが行われるのですが、先ほどの広告文はこの審査において3つ、引っかかってしまう可能性がある部分があります。
1.最大級表現は避ける
先ほどの広告では見出しの部分に「最大の」といった表現が入っていました。
実はこの表現は両広告媒体の広告文ガイドラインに反した表現なんです。
「最高の」や「最大の」のような最大級表現と呼ばれるフレーズは根拠がない誇大広告と判断され、審査を通過することが難しいです。
今回のようにサービスの規模の大きさを広告で表現したい場合には、「〇〇点の品ぞろえ」や「豊富なアイテム〇〇種類」のように第三者視点の客観的な事実を書くように心がけましょう。
2.記号の使い方
先ほどの例では広告文のなかに「!」が多用されていました。
この記号を多用するのも広告のガイドライン上、良くないとされています。
特に広告の見出し1(先ほどの例では「国内最大の家具通販サイト!!」の部分)には「!」を使用することが禁止されています。
この「!」は広告文内で一切使用してはいけないわけではないのですが、先ほどの例のように多用してしまうと広告が審査に通りにくくなってしまうので、気を付けるようにしましょう。
3.「ここをクリック」などの誘導フレーズ
最後に、「ここをクリック」のような表現のようなユーザーを誘導する表現についてです。
こういった表現はリンク先の内容にかかわらずユーザーにクリックを強要するためだけの表現と判断されてしまい、審査に通りにくくなってしまいます。
広告文でユーザーの行動を促したいのであれば、自社のサービスの特徴や具体的な内容を訴求するようにしてみましょう。
ここまでをふまえて
ここまで3つのポイントを踏まえたうえで先ほどの広告文を改善してみると
このようになります。
先ほどの問題をクリアしている広告文ができました。
内容こそ大きく変化していませんがさっきよりもスマートな広告になっていませんか?
おまけ
また今回は詳しく紹介できませんでしたが、『』はGoogleでしか使えない記号であるといったような各広告媒体で使える記号の種類にも違いがあったり、「おおきなおおきな◯◯」のような同じフレーズの繰り返しはあまり良くなかったりと広告のルールはまだまだあります。
入稿した広告が審査を通らなかったときは今回のように何かガイドラインを違反している可能性があるので、もう一度広告文を見返してみたり、直接GoogleやYahoo!に問い合わせてみたりするように心がけましょう。
まとめ
広告を効率よく運用するために重要な広告文。
その広告文にも様々なルールがあります。
今回ご紹介した内容がみなさまのお力になることを願っています。
川勝 健
WEB広告運用のかけだし社員。
皆さんと共に成長していけるように頑張ります。