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【絶対するべき】検索型リマーケティング・RLSA
2018年4月24日リスティング広告
過去にアップしたブログで『RLSA』について紹介をしましたが、
今回、具体的な事例・設定方法も含めて、改めてお話をしたいと思います。
検索型リマーケティング・RLSA とは
インターネットで買う物を選ぶときに、初めて見たサイトで即決で購入するでしょうか。
約9割のユーザーが、初めて訪問したサイトでは物を買わないようです。
初めてサイトを訪れる方よりも、再訪問してくれる方のほうがCV率が高いです。
そういうターゲットに絞って広告を配信するのを 検索型リマーケティング・RLSA といいます。
リマーケティングが出来るサイトであれば、絶対に設定しましょう!!!!
詳しくは → RLSAとは
RLSAの効果とは
CV率の高いユーザーにアプローチしやすいので、費用対効果が高くなりやすいです!
例えば、デニム生地のアイテムを取り扱う通販サイトAがあります。
「デニム」と検索するユーザーに広告を出してアクセスを取りたいですが、
デニムを扱っている競合他社なんて、数え切れないほどいます…。
アクセスを取ることは簡単でも、コンバージョンを勝ち取ることはなかなか難しいです。
しかし、一度サイトAに訪問したことがあり、訪問時に即決せず一度離脱したユーザーだったら?
サイトAで過去に何か購入したこのあるユーザーだったら?
実際の数値を見てみましょう。
↓↓
リマーケティングをかけている方が、費用対効果は約16倍です!
「デニム」に限らず全体で見てみましょう。
↓↓
費用対効果は約3倍の差ですね。
設置のススメ
今回3通りの設定の仕方を紹介します。
①リマケユーザーとそうでないユーザーで【入札単価】を分けたい場合は?
リマケユーザーからのクリック率を上げたい、掲載順位を上げたい、など。
例えばこんなアカウントにおすすめ
・広告予算が小さい
・サイトのアクセス数が少ない
・今の費用対効果は悪くはない
など
②リマケユーザーとそうでないユーザーで【キーワード】を分けたい場合には?
リマケユーザーからはビッグワードでクリックを取りたい、など
例えばこんなアカウントにおすすめ
・広告予算が小さい
・サイトのアクセス数が少ない
・今の費用対効果は悪くはない
・リピート率が高い
など
③リマケユーザーとそうでないユーザーで【入札単価】【予算】を分けたい場合には?
リマケユーザーには広告表示の機会損失がないようにしたい、など。
例えばこんなアカウントにおすすめ
・サイトのアクセス数が多い
・すぐにでも費用対効果を良くしたい
・新規ユーザーからの転換率が低い
・クリック単価が高い
・検索ボリュームが大きく予算の制限がかかりやすい
など
※本記事で例に出した「デニム」のアカウントは、こちら③で設定しています。
設定の仕方~Googleアドワーズ管理画面・操作方法~
※ここでは『リマーケティングタグの発行方法』『リマーケティングリスト(オーディエンスリスト)』の作成の仕方は省略します。
①リマケユーザーとそうでないユーザーで【入札単価】を分けたい場合は?
↓
↓
リマケユーザーに対して入札単価を上げたい場合、「入札単価調整比」を +50% や +100% など入力しましょう。
②リマケユーザーとそうでないユーザーで【キーワード】を分けたい場合には?
リマケユーザー用とそうでない用で、広告グループをそれぞれ作成しましょう。
↓
↓
リマケユーザー用グループの設定はここまでで完了ですが、
次の工程で、そうでない用グループからリマケユーザーを除外しましょう。
↓
↓
↓
設定完了!
③リマケユーザーとそうでないユーザーで【入札単価】【予算】を分けたい場合には?
リマケユーザー用とそうでない用で、広告キャンペーンをそれぞれ作成しましょう。
↓
リマケユーザー用キャンペーンの設定はここまでで完了ですが、
次の工程で、そうでない用キャンペーンからリマケユーザーを除外しましょう。
↓
↓
↓
設定完了!
設定の仕方~Yahooスポンサードサーチ管理画面・操作方法~
※ここでは『リターゲティングタグの発行方法』『リターゲティングリスト(ターゲットリスト)』の作成の仕方は省略します。
①リタゲユーザーとそうでないユーザーで【入札単価】を分けたい場合は?
↓
↓
↓
リタゲユーザーに対して入札単価を上げたい場合、「入札価格調整率」を +50% や +100% など入力しましょう。
②リタゲユーザーとそうでないユーザーで【キーワード】を分けたい場合には?
リタゲユーザー用とそうでない用で、広告グループをそれぞれ作成しましょう。
↓
↓
↓
リタゲユーザー用グループの設定はここまでで完了ですが、
次の工程で、そうでない用グループからリタゲユーザーを除外しましょう。
↓
↓
↓
↓
設定完了!
③リタゲユーザーとそうでないユーザーで【入札単価】【予算】を分けたい場合には?
リタゲユーザー用とそうでない用で、広告キャンペーンをそれぞれ作成しましょう。
↓
↓
リタゲユーザー用キャンペーンの設定はここまでで完了ですが、
次の工程で、そうでない用ャンペーンからリタゲユーザーを除外しましょう。
↓
↓
↓
設定完了!
以上です。
RLSAは、もちろんサイト訪問者だけを対象なので、広告を配信できる母数は少ないこともあります。
ですので、「成果の悪い新規ユーザーへは広告出さない!広告予算の10割をRLSAに!」としたいとしても、
サイトのアクセスがそもそも少なければ、RLSAは稼働しません。
RLSAを十分稼働させるためにも、新規ユーザーにもしっかり広告は配信することをおすすめします!