ユニバーサルアナリティクスタグとグローバルサイトタグ | リスティング広告・SNS広告運用代行、ホームページ制作・LP制作 | 東京・大阪 | ZOOST株式会社

ノウハウブログ

HOMEノウハウブログ◆GoogleAnalyticsのユニバーサルサイトタグがグローバルサイトタグになって色々変わった件のよくある問題、結局GTM推奨

◆GoogleAnalyticsのユニバーサルサイトタグがグローバルサイトタグになって色々変わった件のよくある問題、結局GTM推奨

2018年5月25日リスティング広告

今やグローバルサイトタグがトラッキングコードとして浸透しましたが、
現状利用されているAnalyticsの計測タグはまだまだユニバーサルサイトタグが多いのではないしょうか、
でも新規のサイトを作ったとき、今はもうグローバルサイトタグのみの取得しかできません。

新しくアナリティクスタグを入れたサイトで計測がうまくいかなくって苦悩してませんか?

そんな時はいちど計測対象のサイトで使っているアナリティクスタグの確認をしてみましょう、GTMでの設置で今後のアナリティクスのタグアップデート問題も解消!?

クリックイベントなんかを設置している方も必須の情報ですよ!

まずはタグの確認の仕方から
ページのソースから記述を見る、
もしくはグーグルタグアシスタント(クロームの拡張機能)で見る

◆ユニバーサルアナリティクスの記述
2

◆グローバルサイトタグの記述
1

比べてみると、記述の ga(‘create’,’UA-XXXXXXXXXX-Y);
の記述がグローバルだとgtag(config’,’UA-XXXXXXXXXX-Y);
に変わってますね。

現在はもうグローバルサイトタグの記述しかないのですが、
UA-XXXXXX-Y
の部分に固有の数字を当てはめればユニバーサルアナリティクスタグでもまだ使用できるみたいですよ。

ユニバーサルアナリティクスで慣れているウェブ担さんはそうしたほうが重大なイベント計測などのミスや失敗は少なそうです、
しかしいつユニバーサルアナリティクスのコードの保証がなくなるかもわからないので、
新しいグローバルサイトタグでのウェブ運用はやっぱりオススメです。

でも注意しなければならない事があります。
それは、グローバルサイトタグでは従来のユニバーサルアナリティクスでのクリックイベントタグやオンクリックタグの記述が使用できない。と言う事です。

要するに、ユニバーサルタグにはユニバーサル用のクリックイベント、
グローバルサイトタグにはグローバルサイトタグの専用のクリックイベントタグの記述をHTMLに再現しなければタグが発火せず計測が出来ない。という事象がおきてしまうんです。

例えば
図3:ユニバーサル専用のクリックイベントの計測記述
5

図4:グローバルサイトタグ専用のクリックイベント計測記述
6

微妙に違いますね、細かいのでココに気付け無いお客様からの相談もよく受けます。
きちんと理解して計測ができるように設定のサポートをしてあげると鼻高ですよ。

しかし、ここで紹介したいのは実はグーグルタグマネージャーなんです。
それはなぜかと言うとタグマネージャーで管理するだけで全てが解決するからです!

◆GTM(グーグルタグマネージャー)

またタグかよ!タグだらけでグーグルタグマネージャーとかまで手が回らない!!
わからない!!
難しい!
もう嫌だ!

と、鼻血が出そうになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか!?
あくまで想像ですが多少の知識があってもGTMマスターになれ!
なんて言われたら誰だって鼻血くらい出ます。

でもアナリティクスの実装自体は簡単ですし、
GTMにしておく事で今後の安心があります!

それはなぜかと言うと、

タグマネージャータグを全ページに設置して、そのタグマネージャーの中に、アナリティクスの記述を入れるのですが、

実はタグマネージャーの中に記述するアナリティクスのタグは「UA-XXXXXXXXX-Y」のアナリティクスIDのみなんです!

◆タグマネージャーの実際の画面キャプチャ
7
※グレー部分は固有のIDです

と、言う事は何が起こるのかと言うと、
ユニバーサルの記述だろうと!グローバルサイトタグの記述だろうと!
関係ないって事になるんです!

なので、今後アナリティクスのアップデートでまたタグの記述が変わろうと、何も心配する事がなくなります。
にアップデートされても、記述を気にする事もなく、アナリティクスをずっと使い続けられる。
と言う事にもなります。

うわ~便利~

ちょっとGTMにする事での便利具合をまとめました。(マーケター目線)
・今後記述が変わってもタグを変更しなければならないなんて事がない。
・今後記述が変わっても計測に支障がない(古い記述で保証が切れるなんて事がない)
・対象の全ページにGTMを設置してしまえばイベント計測やクロスドメイントラッキングの管理が超楽
・他社に記述を見られる事も無い。(技術の流出が無い)
・広告関係のタグもGTMで一括管理できるから他人やお客さんの手間を省ける
・GTMの設置以外での他人の手を借りる必要も無し、例えばイベント記述の設置で制作会社側の人とのやりとりが不要

まだまだありそうですが、タグの一括管理はとても便利なので実装する事をマジでオススメ!

アナリティクスのアップデートは私の知っている限り2回、行われています。
ユニバーサルは2013年ごろからの実装、その前はga.jsと言われる旧コードでした。
グローバルサイトタグの実装は2017年10月頃からなので_4年~5年で変更が行われましたね!
また大型のアップデートがくるかはわかりませんが4年後なんてあっという間にやってきてしまいますし、
ウェブの変化が止まら無い今、GTMの事も知っておく事も大事です。

GDPRの件もあり、今後もグーグルの挙動に戦々恐々ですが、全国のウェブ担さんたち、力を合わせて頑張りましょう!

豆知識:
GTMとアドワーズの相性は良いんですが、
Yahoo(YSS・YDN)のタグ記述はGTMとの相性が少々悪いようです。
この件についてはまた後日

ページの先頭に戻る