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【知ってて損なし】広告文の「品質」について
2018年5月16日リスティング広告
検索広告のキーワードには『品質』があることはご存知の方が多いと思います。
では、広告文にも『品質』があることはご存知でしょうか。
↓ 検索広告の品質について ↓
(Yahoo!プロモーション広告公式サイトより引用)
Yahooスポンサードサーチでは「品質インデックス」
Googleアドワーズでは「品質スコア」といいます。
品質が高いと、安いクリック単価でクリックを獲得できるわけですね◎
しかし、広告文については、
広告の管理ツールを見ても「品質」の項目は存在しません。
↓
それでも、品質は見えないところで存在するようです。
※参考:広告の品質について – Yahoo!プロモーション広告 ヘルプ
今回、この品質が要因で過去に起った事例を紹介いたします。
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弊社の通販サイトの集客をしているYahooスポンサードサーチアカウントの、
とある広告グループの2018/4/16~2017/5/15の数値です。
↓
ひとつのグループのなかで、広告文を7つ配信しています。
インプレッション数・クリック数に偏りがあるのが分かりますね。
旧形式の広告と拡張テキスト広告を配信しておりますが、
拡張テキストの方が、表示回数もクリック数もとても少ない という結果になっています。
もちろん、拡張テキスト広告の方が後から入稿したものです。
広告の「最適化」設定になっているのではないか?
成果のよい広告が自動的に多く配信される設定になっている場合、数値が偏ることがあるのは納得ですね。
しかし、なっていません。成果の良し悪し関係なく、ランダムで表示される設定になっています。
↓
偏っている理由についてYahooに問い合わせたところ、
「広告にも品質が存在し、長く配信している方が品質を長期間貯めているため、
品質が高くなり優先的に配信されやすい。」
と回答が返ってきました。
そこで、古くに設定した広告を停止して、後から設定した広告のみを配信してみました。
「古い広告の品質が高いために後から設定した広告の配信がされないのなら、
品質の高い広告を止めることで、新しい広告で配信がされるようになる」と思ったからです。
しかし・・・
見てのとおり、広告配信が激減してしまいました!
年末だったので、1日配信が止まってしまったことは痛かった…(泣)
それ以来、一部のグループでは
旧形式の広告と、後から追加した拡張テキスト広告を
両方配信しています。
まとめ
広告も、品質というものが存在する以上は、
キーワードと同じく長く配信し続けることも大事!
必要に応じて広告の差し替えをすることはあるので、
必ずしも広告表示が激減するとは限りません。
しかし、差し替えは最小限に!
例えば期間限定のセール時などにその情報を広告文に反映したい場合には、
セール中という大事な時期であるからこそ、『広告オプション』を活用するなどして
広告は極力変更しないことをおすすめします。