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【Google広告】リードフォーム表示オプションとは?その機能と設定方法をご紹介!
2020年1月22日リスティング広告
Google広告に、この度新しくリードフォーム表示オプション(β版)という広告表示オプションがリリースされました。これはクリックすると申し込みフォームが表示されるという、これまでになかった新しいオプション機能となっています。
今回は、その機能や設定方法についてご紹介したいと思います。
リードフォーム表示オプションとは
リードフォーム表示オプションとは、クリックするとフォームが表示され、サイトへ遷移することなく各種申し込みや資料請求ができるという広告表示オプションです。(下図参照)
リードフォーム表示オプションの構成は、次の3段階に分けられます。
①広告表示オプション
ほかの広告表示オプションと同様、検索広告下部に表示されます。
②リードフォーム
オプション部分をクリックをすると、名前やメールアドレス等ユーザーが情報を入力するリードフォーム画面に移ります。
③送信メッセージ
項目の入力が終わり送信ボタンを押すと、最後に送信メッセージが表示されます。
リードフォーム表示オプションの仕様・特徴
リードフォーム表示オプション特有の仕様として、次の3点が挙げられます。
(1)送信情報は、管理画面からCSVでダウンロード
ユーザーが送信した情報は、管理画面の広告表示オプションタブからダウンロードします。※ダウンロード手順は後述
ただし情報の保持期間は30日間となっていますので、定期的にダウンロードする必要があります。
(2)1つのキャンペーンにつき1つまで設定可能
1つのキャンペーンに設定できるリードフォーム表示オプションは1つだけです。
複数のキャンペーンに同じオプションを設定したい場合は、設定したいキャンペーン数分オプションを作成する必要があります。
(3)モバイルのみ配信
リードフォームはモバイル向けに最適化されており、検索結果画面から素早くフォーム入力ができるのが特徴です。PCには配信できないため注意しましょう。
メリット
リードフォーム表示オプションのメリットは、申し込みや資料請求の窓口を広げられることです。
サイトに遷移させずシームレスにフォーム入力を行えるので、ユーザーのフォーム入力の負担を減らすことが出来ます。また、ユーザーがGoogleアカウントにログインしている場合は、自動的にメールアドレス等が入力されます。そのため、より手早くフォーム入力を完了させることが出来るようになっています。
注意点
一方、注意点として以下2点が挙げられます。
(1)設定できる入力項目が少ない
設定できる項目は「名前」「メール」「電話番号」「郵便番号」の4つのみで、ほかに項目を追加することは出来ません。詳しいヒアリングをしたい場合は活用が難しいかもしれません。
(2)フォーム送信されなくても費用がかかる
オプションをクリック(リードフォームが開かれる)時点で課金がされます。つまり、フォーム送信までいかなくても費用がかかってしまいます。
使用方法
設定手順
・Google広告管理画面で「広告と広告表示オプション」画面を開き、上のタブから「広告表示オプション」を選択、「+」マークをクリック。プルダウンから「リードフォーム表示オプション」を選択する。
・広告表示オプション画面の設定
①追加先キャンペーンを選択
②行動を促すフレーズをプルダウンから選択、表示オプションテキストを入力
・リードフォームの設定
①広告見出し、ビジネスの名前、説明を入力
②取得したい項目にチェックを入れる ※オプション作成が完了した後には、この項目を変更することができないので注意!
③プライバシーポリシーのURLを入れる
④背景画像を設定
・送信メッセージの設定
①説明(送信後表示されるメッセージ)を入力
②行動を促すフレーズと、遷移先URLを設定(行動を促すフレーズ「なし」も選択可能)
ダウンロード方法
リードフォームから送信された情報は「広告と広告表示オプション」画面>「広告表示オプション」タブから、「リードをダウンロード」をクリックしダウンロードします。
顧客管理システム(CRM)を導入している場合は、「リードをダウンロード(CRM)」から、自動解析用のデータをダウンロードしてくることも可能です。
まとめ
取得できる項目に制限があり活用方法が難しいオプションですが、いざ申し込もうというときに、検索画面上でシームレスにフォーム送信ができるというのは新しいですよね。業種や使い方によっては、見込み客獲得の新たな手段となるかもしれません。
資料請求やフォームでの申し込み数増加を狙いたい方は、ぜひ試してみてください!
宮田郁実
お客様の期待に応えるべく、日々精進して参ります。