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【勘違いしていませんか?】”WEBページ”と”直帰率”

2018年8月16日リスティング広告

”直帰””直帰率”という言葉を聞くとどんなイメージが湧いてきますか?

(ページにアクセスしたユーザーが、すぐに「戻るボタン」でページから離れてしまう…)
(コンテンツに魅力がなかった…)

そんな印象をお持ちではありませんか?

 

直帰率が高い悪いページ
その認識は、間違っているかもしれません!

 

直帰率ってどのくらいが普通なの?

そもそも、直帰率ってどの程度の数値を目安にすればよいのでしょうか?
サイトの種類別に、ネット上のデータから、だいたいの数値を表にしてみました!

 

img_20180815

ランディングページの直帰率、高すぎじゃない?

そう思われた方もいるのではないでしょうか。
ですがそんなことはありません!
もし、高い…!と感じられた方は、
直帰率の定義を曖昧に捉えている可能性があります。
いまいちど、おさらいしてみましょう!

以下が直帰率という語句の説明になります。

直帰率

― 初めてサイト内のページに訪問した後に、
サイト内の他のページに行くことなく離脱したセッションの割合 ―

文章だけだとちょっとややこしいですね。
直帰の動きを簡単に図にするとこんな感じになります。

TOPページに検索などから流入して、アクセスをされた場合:

img_20180815(1)

つまり、アクセスしたあるページだけを見て、
他のページに移動せず、サイトを離れてしまうこと を直帰といいます。

これらから、基本的に1ページで完結しているランディングページは、
直帰率が高くて当たり前であるということが読み取れます。

逆に、色々なコンテンツを盛り込んだサイトの中のトップページの直帰率は、
低いほうがユーザーがしっかりサイト内を見て回っている良い状態ですね!

では、あまり直帰率は参考にしないほうがいい?

そんなことはありません!
直帰率とともに参考にしてほしいのが、滞在時間です。
滞在時間とは、ユーザーがサイト内に入ってきてから出ていくまでの時間のことを指します。
Googleアナリティクス上で見ると「平均ページ滞在時間」や「平均セッション時間」
と表示されておりますが、これら2つの細かい違いについてはまたの機会に…。

今回は、滞在時間の長い・短いはページごとの比較という定義でお話いたします。

判断例:
img_20180816(1)
先程の表にあった、ページごとの直帰率の特性を踏まえた上で、
ページをどれだけじっくり読み込んでいるかがわかる、滞在時間をチェックしましょう。

[直帰率] 高いor低い × [滞在時間] 長いor短い

上記2つの組み合わせで、今のサイトがどんなサイトなのかを知ることができます。

 

直帰率 低 × 滞在時間 長

-+
他のページへの推移もあり、ページを見ている時間が長いため、
関連ページやコンバージョンへの誘導がしっかりとできており、
しっかり内容も読み込んでもらえている、理想的な状態です。

 

直帰率 低 × 滞在時間 短

--
他のページへの推移はあるものの、ページを見ている時間が短いため、
なんらかのページへのつなぎの役割であるページ以外の場合は、
中身の要素が薄すぎてあまり読み込んでもらえず、
ユーザーがすぐ別ページに飛んでしまっている可能性があります。

直帰率 高 × 滞在時間 長

++
ページを見ている時間自体は長いため、
コンテンツ自体はしっかり読み込んでもらえています。
しかし、他のページへの推移が少ないということは、
なにかしら、リンクや動線の設定に問題があるかもしれません。

直帰率 高 × 滞在時間 短

+-
他のページへの推移もなく、ページを見ている時間が短いため、
ページに来たユーザーが、違うと思ってすぐにページから離れてしまっている可能性が高いです。
原因をしっかり追求する必要があります!スマホ対応なども関わってくるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?
直帰率ひとつとっても、非常にたくさんのことが読み取れますね!

1つの数字を鵜呑みにするのではなく、滞在時間やページの特性を踏まえながら、
様々な要因を探って自サイトを知っていくことが、サイト改善への近道なのです!

 

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