HOMEノウハウブログコンバージョンを用途によって複数使い分けて高度な最適化を行いましょう!
コンバージョンを用途によって複数使い分けて高度な最適化を行いましょう!
2018年8月7日リスティング広告
今回は指標となる「コンバージョン」と、データ収集のためにほしいコンバージョン、
例えば「購入完了」が基本軸のコンバージョンなら、
別途「資料請求」や「お問い合わせ」、「無料サンプルの購入」等。
本来のコンバージョンではない指標だけれど、広告経由でユーザーがどのようなアクションをおこしているのかを把握します、その指標から、広告やLP、商品購入までの動線など、さまざまなサイトのボトルネックを把握し、最適化のための情報収集を行いましょう。
今回は別のコンバージョン指標もまとめて見れる【すべてのコンバージョン】の活用の仕方を説明していきたいと思います。
「コンバージョン」と「すべてのコンバージョン」
「コンバージョン」と「すべてのコンバージョン」を活用することにより、
レポートのときなど数値が見やすくなる、かつ、アカウントの分析がしやすくなります!
「コンバージョン」と「すべてのコンバージョン」をなんとなーく存在は知っている方、
設定がわからなくて活用していない方は
今回の記事を参考にして設定して、活用していってください!
コンバージョンとは
そもそもコンバージョンとは
ユーザーが広告を操作(テキスト広告のクリック、動画広告の視聴など)し、
その後で広告主様にとって
価値ある特定の行動(サイトでの商品購入や、携帯電話での問い合わせなど)に至ることを、コンバージョンと呼びます。
引用 Google広告ヘルプ
https://support.google.com/google-ads/answer/6365?hl=ja
上記のようにコンバージョンは必ずしも一つとは限りません。
「お問い合わせ」「会員登録」「購入」などと複数のコンバージョン指標を設定している方は、
広告の管理画面を見る際、「コンバージョン」と「すべてのコンバージョン」の二項目を活用しましょう!
上記以外のコンバージョンを設定している方も、指標としたいデータは「コンバージョン」に、
指標にはならないけど別途計測したいデータがあれば、「すべてのコンバージョン」で計測するようにしましょう!
具体例
ここからは具体的に例を挙げて説明したいと思います。
例えばコンバージョンの指標を「お見積り(お問い合わせ)」「会員登録」「購入」と三種類設けていたとします。
最終のコンバージョンを「購入」にしたいけど、「お見積り(お問い合わせ)」した人数や
「会員登録した人」の人数も把握しておきたい!とした場合に、
購入完了 → 基本軸の「コンバージョン」
お見積り(お問い合わせ) → 別で計測する「すべてのコンバージョン」
会員登録完了 → 別で計測する「すべてのコンバージョン」
上記のようにお問い合わせ完了や、会員登録完了などの指標も計測しておくことで、広告からどれくらい見込みユーザーの獲得ができているのかがわかるようになりますね。
その情報を元に、リマーケティングリストを組んだり、最終の目的となる購入コンバージョンまでのキャンペーン設計も出来るようになります。
お客様の動向の分析がしやすくなりますね
上記の例で云うと、
すべてのCV(お問い合わせ完了数 + 会員登録完了数)- 購入完了CV = カゴ落ち
という風に考える事が出来ます。
この数値が分かるようになれば、会員登録やお見積りまではしているのに、
購入に至らないような数値が多ければ、商品を購入しにくいサイトになっているか、
価格が競合他社に負けているのか、なにか購入の決断力に欠けるなど、様々な原因を推測することができます。
こうした判断材料は多いに越したことはありません!
情報を集めておきましょう!
設定の仕方
①ツールをクリック
↓
②測定コンバージョンを選択
↓
③コンバージョン名をクリック
↓
④設定を編集
↓
⑤コンバージョン列に含めるにチェックで「コンバージョン」に設定されます。
※チェックしないと「すべてのコンバージョン」に計測されることになります。
▼Yahoo
①ツールをクリック
↓
②コンバージョン測定をクリック
↓
③コンバージョン名をクリック
↓
④コンバージョン設定情報の変更をクリック
↓
⑤自動入札への利用をするに変更すると「コンバージョン」に設定されます。
※しないに変更すると「コンバージョン」列には反映されず、「すべてのコンバージョン」にのみ数値計測されることになります。
これで設定は完了です!
コンバージョンと複数のコンバージョン指標を使いこなし、今あるサイトの問題点を突き詰めてより良いサイトを作りましょう!
まとめ
コンバージョン指標を複数設定している方で、「コンバージョン」と「すべてのコンバージョン」として分割して活用できていない方は、簡単な設定なので是非活用しましょう!
ここからわかる指標でお客様の動向の分析がしやすくなりますのでおすすめです