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キーワードのマッチタイプ

2018年1月16日リスティング広告

明けましておめでとうございます。
2018年初投稿です。今年もよろしくお願いします。

過去のブログを見てみると、リスティング広告の運用事例や活用方法がこのノウハウブログに沢山投稿されています。
そこで今回はリスティングをこれから始める方にむけて記事を書きたいと思います。

検索連動型広告のキーワードマッチタイプについてです。

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検索連動型広告では登録キーワードがかなり重要になります。
どのような検索語句で広告表示させるかを登録キーワードで決めます。

ターゲットとなるユーザーに向けて広範囲に広告表示したり、ピンポイントで広告を表示したりと拡張性を持たせるのがマッチタイプの役割です。

このマッチタイプを間違えて設定してしまうと、知らない間に広範囲のユーザーに広告を表示して無駄なコストを使ってしまうこともあります。
逆にピンポイントになりすぎてしまうと、ターゲットになり得るユーザーに広告表示できず、取りこぼしてしまうことも…。

リスティング広告での無駄なコストを抑え、パフォーマンスを高める為にも、ぜひ参考にして頂ければと思います。

目次

マッチタイプの種類は4種類

キーワードのマッチタイプは、4種類に分けられます。
完全一致、フレーズ一致、絞り込み部分一致、部分一致の4つです。
それぞれどのような特徴があるのかをご説明します。

キーワードの類似パターン

昨今の検索エンジンは皆さんもご存知の通り、凄くあたまが良いです。
表記ゆれや短縮系のキーワードにでも、関連性が高く同一内容だと判断された場合は、検索語句の類似パターンに対しても自動的に広告が表示されます。

例)
表記ゆれ…「犬」「イヌ」「いぬ」など
短縮系…「インスタ」「スマホ」など

このようなキーワードのパターンを一つずつ追加しなくても大丈夫です。
では、各マッチタイプの種類を説明します。

完全一致

完全一致とは、設定したキーワードとユーザーが検索した検索語句(検索キーワード)が全く同じだった場合に、広告が掲載されるマッチタイプになります。
表記ゆれや、英語の綴りミスがあった場合も、広告が表示されることもあります。

設定キーワード
[ランディングページ 制作会社]
マッチする検索語句の例
ランディングページ 制作会社
マッチしない検索語句の例
制作会社 ランディングページ
ランディングページ 制作会社 激安

【特徴】

入札していない検索語句には広告の表示がされません。
想像したターゲットに絞り込んで出来ます。
予算が限られている際などには他のマッチタイプに比べて費用を抑えることもできます。
完全に一致する検索語句で検索するユーザー以外に訴求できないため、機会損失につながる可能性があります。

【オススメの設定方法】

全てのキーワードを完全一致にせず、他のマッチタイプを使い、徐々に完全一致キーワードを増やしていくのがお勧めです。

フレーズ一致

フレーズ一致とは、設定したキーワードとユーザーが検索したキーワードのフレーズ(語句と語順)が同じであれば、広告が表示されるマッチタイプです。
「心斎橋 居酒屋」というキーワードをフレーズ一致で登録した場合、「心斎橋 居酒屋」という【フレーズ】が入っていれば広告は表示されます。
完全一致の時と同じように、表記ゆれがあっても表示されます。

設定キーワード
“ランディングページ 制作会社”
マッチする検索語句の例
大阪 ランディングページ 制作会社
ランディングページ 制作会社 短納期
マッチしない検索語句の例
制作会社 ランディングページ
ランディングページ 激安 制作会社

【特徴】

順序が入れ替わったり、指定したキーワードの間に他の言葉が入ったりするときは、広告表示の対象となりません。。

【オススメの設定方法】

フレーズ一致で登録すると、見込みの無いユーザーへの広告表示を防げます。
a)「神戸大学(学校名)」
b)「神戸 大学」
aとbの検索のケースではユーザーが知りたい情報は違ってると思います。
aは神戸大学という特定の大学について情報を求めているユーザーで、bは神戸という地域にある大学を探しているユーザーですね。
このようにフレーズ一致で登録することで本来のターゲットであるユーザーにだけ広告配信が可能です。

またフレーズ一致は、除外キーワードの設定を行う際とても便利です。
これについては後日改めて書きたいと思います。

絞り込み部分一致

絞り込み部分一致とは、語順に関わらず、登録したキーワードが検索語句に含まれるものに対して広告が表示されます。

設定キーワード
+ランディングページ +制作会社
マッチする検索語句の例
ランディングページ 制作会社
制作会社 ランディングページ
ランディングページ 短納期 制作会社
マッチしない検索語句の例
ランディングページ アドバイス
制作会社 ホームページ

【特徴】

登録したキーワードが含まれている場合に広告が表示されます。
その為、フレーズ一致のデメリットであった逆の語順や間に他の単語が入った場合にも対応ができるマッチタイプです。

【オススメの設定方法】

成果の上がりやすいキーワードに広告配信が出来るので、比較的安い単価でコンバージョンを獲得することが出来ます。
広告出稿側の思惑・想定出来る範囲を最大限に膨らませてくれるということです。
例えば、「+ランディングページ +制作会社」と登録すると、ユーザーが「大阪 ランディングページ 制作会社 美容」などで検索した場合でも広告を表示が可能です。
絞り込み部分一致は主軸に成るキーワードさえ押さえていればターゲットにアプローチが出来ます。

部分一致

部分一致とは、登録したキーワードに関連性が高いと判断された検索語句に対して表示されます。

設定キーワード
中古車 買取
マッチする検索語句の例
プリウス 中古 買い取り
車 買取 査定
車 売りたい
マッチしない検索語句の例
>※マッチングのアルゴリズムは常に変動する可能性があります。

【特徴】

部分一致を使用すると、検索語句に登録したキーワードが含まれていない関連した検索語句に対しても広告が表示されます。
他のマッチタイプに比べて最も広告の表示機会が多くなる為、想定していないのキーワードで検索しているユーザーに最大限訴求することが可能になります。

【オススメの設定方法】

部分一致は設定したキーワードの類義語や関連キーワードにも広告表示されるので、キーワード登録の手間が省けます。
商品数が莫大な時など、キーワードの組み合わせに迷う際や部分一致で数多くのキーワードに広告配信し、効果のあるキーワードに絞っていくことがオススメです。
実は、部分一致でキーワードを設定すると、クリック数やクリック率が悪いキーワードの関連のあるキーワードや類義語に対して広告が配信されなくなるという性質があります。
ただ、そうなるまでに時間が掛かるので、最初は頻繁に検索語句を確認し、自力で調整する事も大切です。

まとめ

完全一致になると検索ボリュームは少なくなりますが、ターゲットを絞り込めます。
部分一致になると検索ボリュームは多くなりますが、広告範囲が広くなり見込みユーザー以外への広告配信も増えます。
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これが、マッチタイプの種類と特徴です。
リスティング広告(検索連動型広告)を始める際は必ずおさえておきたい基本です。
成果の良し悪しを決定づける最初の要素は、キーワードのマッチタイプであると言えます。
まずはここがスタートです。マッチタイプを十分に理解してアカウントを構築・運用していきましょう。

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